気の巡りを整える鍼灸治療院
2017/01/16
お陰様で、先日、今年に入って初めての新患の方がお見えになりました。
痛みの感じ方は人それぞれで、痛みが辛いと感じればストレスとなります。状態が続けばストレス貯金の残高が増していくのです。他者からみての客観的なモノサシも情報としては必要ですが、ストレス軽減をどのように実現するかはとても大切なことだと思います。当院ではプラン(期間)の提示を治療前にして、患者様に納得して頂いてから治療を始めるように努力しています。
痛みの受容に個人差があるように、鍼刺激の好みも人それぞれです。「響き」が好きで、硬結(こうけつ)・・・体表面から触知できる硬いしこりの様の筋肉のコリ・・・に当てるように刺入する鍼を好む方もいらっしゃれば、チクンとしただけでビクっと嫌悪を感じる方もいます。前者は弱わい刺激では満足できず、後者は逆に弱い刺激でなければ受け入れ難いわけです。
先日、来院された新患さんは弱い刺激を好む方でした。傍脊柱部の筋肉のコリや臀部の筋肉のハリの改善の場合、ある程度の鍼刺激を受容出来る方には局所の筋肉に鍼を刺入します。しかし、今回の患者さまのように鍼が苦手な方には「マイクロカレントセラピー(注意)」をさせて頂いています。マイクロアンペアの電流を流して損傷部位の修復を行います。超微弱な刺激で気持ちが良くて、人によってはストンと睡眠に落ちる方もいらっしゃいます。「マイクロカレントセラピー」の効果があることは分かっていても、どう感じるかは患者さまのお気持ち次第でもあるわけです。今回は、次回の予約を入れてご帰宅されたので私としても、本当に嬉しく感じたことでした。
注意)体内にボルトやペースメーカーを埋め込んでいる方は禁忌となります。